伊豆稲取の「雛の吊るし飾り」と河津桜の旅
友人と二人で伊豆稲取へ吊るし雛と河津桜を見に行こうという計画を立てていたのですが、仕事が忙しい友人の調整がなかなかつかず、2/21日・22日の土曜日と日曜日に行くことになりました。予約が遅かったせいで、行きはバラバラの席で行くことになりました。宿は、すでに稲取は一杯という事で、熱川のカターラ福島屋(お好みチョイス ボラボラというコースでした)へ泊まることになりました。カターラは、30数年前に今回のメンバーにもう1人友人を加えた3人で、若かりし頃に泊まったことのある宿でした。行きの席でご一緒したご婦人から「福岡の柳川が吊るし雛の発祥の地だそうですね」と言われてガァァ~ンとなってしまいました。福岡なら行ったことがあるのに気がつかなかった・・・と残念に思ったからです。後でネットで調べて見ると、日本三大つるし飾りとして有名なのが、山形・酒田市“傘福”、静岡・稲取“雛のつるし飾り”、福岡・柳川市“さげもん”だそうです。それから二日間熱川・伊豆稲取・河津を行ったり来たりする事になりました。
稲取の駅を出ると案内図を配っている係りの人がいて、その地図を見ながら、まず昼食を食べてからメイン公園雛の館に向かいました。昼食は、人が並んでいた徳造丸の金目鯛の煮付け定食です。なかなか食べ応えのあるセットの中に黄めしがありました。クチナシを入れて炊き上げた郷土料理だそうです。
稲取の町は坂が多く曲がりくねっているので、地図だけでは分からず人に聞きながらメイン会場に到着しました。そして、又、道に迷いながらもう一つのメイン会場の“むかい庵”へ行きました。どちらも年代物のお雛様と、雛のつるし飾りでそれは綺麗でした。
女性の細かい手仕事には圧倒されました。それから一駅となりの河津へ行きました。河津桜の花の色が濃いためか、はかなげではなく、可愛らしい元気の良い桜の感じがしました。ライトアップされた桜を一目見てから、大急ぎで熱川まで戻り、宿に到着。4種類のチョイスが出来る夕食でしたが、量が多すぎて食べ切れません。でも、すっかり変わったオリエンタルなレストランのスタッフは、とても感じが良い方達でした。
次の日は、河津の桜をじっくり見ることにしました。河津の駅で10チャンネルのスーパーJチャンネルの名物コーナーの“東京見聞録”のアラン、サヘル、ケイティが撮影をしていたのでデジカメで撮りました。出来上がったら、アランがこちらを向いてピースしてくれていたのですね!撮っていて全然、気づきませんでした。この番組は2月25日に放送され、見ることが出来ました。
ブラブラと、小春日和の桜と菜の花を見たり、お店を見たりしていたらオシャレなバックを発見。新聞紙三枚とちょっとでできているエコバック。なんと3キロの重さまで耐えられます。(牛乳パック三個分)四万十川新聞で作ったのが基になっているようで(ここ)、おじさんが取り寄せて更に工夫したようです。店に並んでいたなめこを買って100円でバックをゲットしました。
色々な楽しみを満喫した旅行でしたが、たった一駅の電車に乗るのに中央線のラッシュ並みの人の群れに飲み込まれ、荷物の多い私は、電車のドアにバックをはさまれたりしたのも良い思い出でになりました。
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