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2008年11月

2008年11月27日 (木)

畑仕事と収穫・そしてウコン再び

小春日和のある日、従兄弟の畑を借りて本格的に減農薬で農業をしている友人に、畑に連れて行って貰いました。ウコンを収穫するのが一番の目的です。ウチの庭でもウコンを畑の土やら豚糞やら入れて育ててみましたが、芽が出ませんでした。それで今回初めてウコンの葉っぱにお目に掛かりました。スラッと形良く伸びています。

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根っ子のところにウコンがついているので、傷つけぬようスコップで周りから掘っていって、後はグラグラ手で押し倒しながら抜いていきます。友人がスコップ、私が抜くという分担で一列ウコンを抜きました。それから長い葉を切って、ウコンについている長いヒゲも後で洗うときに面倒なのでここで抜いていきます。一人でやると辛くなりそうなこの作業も、二人で話しながらするとそれほど苦になりません。

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この日は、ウコン・小松菜・ほうれん草・サトイモ・大根・近江しょうが・ハヤトウリを収穫し、玉ねぎの畑にお水を撒いて終了しました。友人は本当に野菜作りに情熱を燃やしていて、今回こういう出来だったので次はこういう風に育ててみよう・・・と、来年の種まきやら、今後の課題やらを熱く語っていました。野菜の世話をするとやることが多く、一年はあっと言う間だそうです。じんわり疲れてきた体に友人お気に入りの“浜や”さんの和風だしのラーメンが沁みました。家に戻り、我が家のヤーコンを見てもらいました。なんだか葉っぱばかり大きくなり、引っ張ってみたら何も出来てないのでは・・・と心配しましたが、ズルズルとヤーコンが登場してくれました。ヤーコンは食べるだけを収穫して、すぐジャムにしました。ヤーコンジャムにすると日持ちがするからです。畑で収穫したものを色々頂きました。ハヤトウリは、ニンジンと炒めてきんぴら風にしました。新鮮だけに早く調理したり、保存したりしなくてはならないので、仕事が多くなります。

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ヤーコンは、剥いてからサラダにしても食べられますが、とにかく色が黒ずんでくるので
なぜか慌しく食べることになってしまいます。でも、お腹にとても良い野菜です。

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写真には写っていませんが、すっごく大きい大根もあります。
ウコンは友人と分けても袋にずっしり取れました~。
                        -----   続く   ---

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2008年11月24日 (月)

冬のお散歩

ウチの近くに多摩川があります。その近くを、よく土曜日や日曜日に愛犬と夫と散歩しましす。散歩していると驚いた事に大きいヒマワリの花が咲いています。冬なのに? でも、へこたれず元気に咲いていました。天気が良くて顔を上げているヒマワリだったら、11月に写真を撮ったということを信じて貰えないかもしれませんね。

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散歩の途中に立ち寄る浄水場の庭で、紅葉している木々が人目を引きます。黄色もきれいですが、やはり赤い色は目に鮮やかに写ります。冬の楽しみは、陽だまりと紅葉だと、密かに私は思います。

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家に戻る途中、林の中を通って帰ります。市が管理しているそうですが、落ち葉とどんぐりが一杯。落ち葉も、中には腐葉土としてとても良い葉があるそうで、よく人が集めに来ています。メイリーは、葉の中に埋もれそうになりながら元気に走っています。

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2008年11月20日 (木)

地域によって違うお葬式と素敵なプレゼント

先日、トールペイントを一緒に何年も習った仲間四人とお茶をした時の話です。その中の1人がお母さんを亡くされて、博多で葬儀がありました。施設に入っていましたので、そこで看護師さんに綺麗にして貰ったのですが、葬儀屋さんが映画の“おくりびと”のような人達だったそうです。湯灌の時、(湯灌(ゆかん)とは、葬儀に際し遺体を入浴させ、洗浄すること。簡易には遺体を清拭することで済ませる場合もある。故人が男性の場合はその際に髭を剃られ、女性の場合は死に化粧が施される。地域差があり、一般的ではない地域もあるとされる。-ウィキペディア-)葬儀会場へ専用の湯船が搬入され、女性二人が丁寧にしてくれたそうです。「湯灌はただ亡くなった方を綺麗にするだけではなく、苦しかったことや辛かったことを綺麗に洗い流す意味もあるので、ご遺族の方々もちょっとお手伝い下さい」と言われ、皆が少しずつ体を拭いたりしたそうです。今は形だけという事で簡単に済ます所も多いそうなのですが。死に化粧をする時も、白髪になっていたお母さんが元気なときは栗色だったと話すと、男の人がスプレーのカラーリングで栗色にしてくれ、前髪にホットカラーを巻いてくれたそうです。聞いていた他の二人が「そんな丁寧な事、して貰った事がない!」と口を揃えて言っていました。その友人の葬儀の場所は博多ですが、お通夜は11時まで弔問客が来るというので驚いたそうです。東京だと6時から7時ぐらいと、かなり短い時間に限定されている事が多いからです。その後、骨壷の話になり、地域により骨を全部骨壷に入れる所と、主要な所を骨壷に入れて、後は合同で埋葬される所とがあるようだと分かりました。本当は、仲間の一人の息子さんが結婚するというのでお祝いに集まったのに、なんだか話がまったく違う方向にいってしまいましたが、地域による違いやら、葬儀屋さんによる違いやら、考えさせられる話でした。

話は変わりますが、ブログの友達からプレゼントを頂きました。オカリナと可愛い牛さんのマグネットです。この方は、詩吟・オカリナ・登山と趣味が広く、詩吟も全国大会に出場したり、数々の大会で入賞されたりと道を究めています。オカリナの方も、老人ホームや病院・各種のフェッシバルやコンサートに参加され、こちらも“たおやか”に活躍されています。一つの事に通じている人は、他の事にも通じると良く言われますが、この方をブログを見るにつけ、それは本当だな、とと思います。
オカリナはこれまで聞いたことがなかったのですが、この夏に聞く機会がありました。曲名は“コンドルは飛んで行く”“夕焼け小焼け”でした。若い方が演奏していたのですが、独学で学んだようです。やさしい音色で心が温かくなるような気持ちがしました。年上の友人からは、「呼吸器を鍛錬するためにも、ハーモニカやオカリナはとても良いと思うわよ」と言われました。可愛い牛さんは、その方の知人のショップで見つけてくれたものです。来年の干支は牛さんですね~。

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2008年11月13日 (木)

家ごはんと外ごはん

友人のお姑さんのお誕生日祝いがありました。友人は巻き寿司が得意で四種類、具違いで作りました。私も何か持って行くことになり、野菜のせいろ蒸しを用意しました。作るといってもカボチャ・さつまいも・じゃがいも・ニンジンを切るだけ、それと鶏の肉団子(これは作りましたが)を入れて蒸し、タレをお好みでかけて食べるだけなのですが・・。でも、並べてみると何か楽しく、家ごはんも良いものだなと思います。子供が小さい時はよく、お誕生日・お節句・夏休み・クリスマスなど家にお互い何人も呼んでパーティをしましたが、最近はそんなこともなくなってきました。昔は、二日ぐらい前に買い物をして、前の日に下準備をして、当日は朝早くから料理に掛かりなんて事をしていましたが、今は無理せずゆったり出来ることをして、それでも結構おいしく食べられるというスローペースが合っている様に思います。

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せいろ蒸しがあまり写っていませんが・・・。

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マトリョーシカをお借りしたお家です。本家に戻ったマトリョーシカは素敵に飾られていました。

家ごはんの次は外ごはん・・という事になりますが、前の住宅の友人達と外ごはんをしました。前の住宅は、山の上に住宅があるのに、数年前までバスもだいぶ下まで行かないと走っていませんでした。それで交通手段としてはバイクとか車が主流でした。みんなご主人やらお子さんの送り迎えをするのが当たり前でした。なにしろ坂道が半端でなく、冬の雪道はタクシーの運転手さんも嫌がるほどです。今となっては笑い話ですが、スキー好きの近所のご主人が家からスキーで滑って降りたという逸話があるくらいなのです。それが、最近は皆さん、健康の為に自転車か、歩きで遠いところまで行くようです。出来るだけ自動車は使わず、歩こうという人ばかりのようで、ここに私が住んでいたら「車はだめよ。歩きましょう」とカツを入れられそうです。そして、皆揃ってスポーツが好きで、十二時に待ち合わせたこの時も、二人がそれぞれ午前中にテニスと太極拳をしてから来ました。皆、私より少し年上なのですが、元気のパワーに圧倒された半日でした。

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会費を毎月積み立てているので、今回は会費からババ~ンと出ました。

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女性ならでは、色んなものを少し味見してみたい・・・ので、分け合っています。これが楽しいんですよね。

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2008年11月 6日 (木)

ひさびさ会えた仲間との時間

(その1)
前に勤めていた会社の同僚は、同じ地域に住んでいました。会社が大きくなり、統括するところが変わった為、全員退職することになりました。近くなのだからスーパーや散歩道などで会いそうなのですが、これが不思議と会えそうで会えないのです。4人でお茶するのも一年ぶりです。お嬢さんが7月に結婚したという人以外、後の3人は男の子ばかりですが誰も結婚していません。やはり、我が家だけではなく仕事が忙しく帰りも遅く、出会いがないという事でした。私達の勤めていた会社には、それぞれ最初はパートとして2年、会社がだんだん大きくなり、パートから社員になって3年間勤めました。人手が足りなくなった為、若い子達が入ってきて、その子達と仕事をして忙しかったけど楽しい時でもありました。昼休み、お散歩に行く女の子がいて、私も声を掛けて一緒に会社の周りを歩きました。後でその子も会社を辞めたのですが、「あの時、一緒にお散歩をしていた時が一番楽しかったです」と可愛い手紙を貰いました。若い人はメールばかりと思いがちですが、他の子達からも手紙を貰うと、そうとも言えないな・・と思いました。みんな色々な事に悩み、会社を辞めていきました。会社に勤めながら、ご主人とその仲間とバンドを組んでメジャーデビューを目指していた女の子もいました。とても可愛くてよく気がつくし、彼女の歌を聞いた人によると素晴らしいボーカルだったそうですが、夢は叶わなかったようです。私の仕事を一緒にやってくれた女の子は、保母さんで、好きな人と暮らすため九州から出て来たのですが、今は戻って又保母さんになっているようです。働かなかったら会えなかった若い人ばかりでした。4人で会って久しぶりに昔の会社の事を思い出しました。

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(その2)
天気予報では雨マークだったのに、それを覆して秋の晴天になった土曜日、友人3人と会いました。お母さん同士が仲良くなったきっかけは、子供達が小学校の同級生だったためです。この日は靖国神社近くで待ち合わせ。私ともう1人の友人は一度も行ったことが無かったので、歴史探訪を兼ねて散策です。門(正門ではないそうですが)の所に七五三宮参りのたて看板がありました。袴を着た子が歩きにくそうに両親と石砂利を歩いていました。
大村益次郎の像を見てちょうど“幕末維新展”をやっていた遊就館を回りました。なかなか見ごたえのある展示品でした。食事は私学会館のレストランでランチです。ここのレストランは和・洋・中とありますがどれもおいしいとの事でしたので、今回は洋でいってみました。
介護士をしている友人からは、色々な話を聞きましたが、老老介護の悲惨さも、親を亡くした障害を持っている息子さんの話などを聞くにつけ、周囲の支えがあって危ういながらも生活が成り立っている人々がたくさんいるのがよく分かりました。家族だからこそ深まってしまう溝も、他人が介護に入る事により緩和される事もあります。人の目に触れる介護が虐待を防ぐカギになる事も、場合によってはあります。色々な問題を含みながらも、家族で抱え込まない介護が必要なのだと改めて思いました。
そして、私達も大事な時間を過ごすため又、来年も会いましょう。(昨年はこれ

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奥に見える銅像は大村益次郎です。

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ちっとも年を取らない(?)、昔のままに戻った時間でした。

こんなお土産を貰いました。

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友人のお母さんが作っている毛糸の靴下。スリッパ代わりにもなるし、素足のままでも暖かくて履き易い優れものです。
いつも時間をみては作られて、色々な人に差し上げて喜ばれているのだと思います。(見習うぞ~)

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