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2008年9月18日 (木)

種よ~、どこへ行った?と月餅の話

従兄弟の畑を借りて立派に農業をしている友人のお庭にお邪魔しました。赤唐辛子を種から育てていてもう随分大きくなっていました。ピンと立っていて気持ちよい姿です。お庭が半日陰で、最初お日様が必要な赤唐辛子の種のため、植えた鉢ごとお日様に当たるように移動させていたのを覚えています。その苦労にちゃんと答えてくれていますね。

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その方からは、アスパラを植えるように薦められました。3年目から食べられるようになるそうです。これもスクッと立っています。写真のアスパラは2年目なので、いよいよ来年からお庭でアスパラの収穫が出来るそうです。

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我が家では、朝顔の種を取ろうと待っていました。ところがアサガオの果実が茶色に乾燥するのを待って、いよいよ取ろうかと思って手にすると、バラバラと壊れて中に種がありません。どうしたんだろう・・と見ると次の果実も、次の果実にもどこにも種がありませんでした。結局茶色の虫(インターネットで見たのですが、名前がわかりません)が付いていて、中の種だけ食べていたのです。あまり早くに摘み取ると中が成熟していないのでよくないのでしょうが、待つまでも無く小さい時に、もう虫が中に入って種を食べてしまうのです。
道路側に植えた朝顔は無傷のようですが、庭の朝顔と違い、色が変わり映えしません。来年のために種が欲しかった渋い赤の色の朝顔も、どんどん食べられていきます。虫を見つけるとかわいそうですが退治します。でも、どこから来るのか分かりませんが、種はやはり見当たりません。「朝顔の種はどんなところで咲いても、食べられことがなかったのに、このところの気象のせいかしら」と近所の人と話しています。

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今年の十五夜は914日でした。日本ではお月見団子を食べますが、中国は月餅だそうです。習っている中国語の先生が前に配ってくれた資料によると、月餅を食べる習慣は、朱元璋(初代明の皇帝)のもとで月餅の中に連絡する文を隠し、中秋の名月に蜂起してモンゴル王朝を倒したことから来ているそうです。
一般で伝わっている話としては元の末期、モンゴル王朝を倒そうと朱元璋(初代明の皇帝)のもとで計画をたてるのですが、モンゴル王朝もその動きを察知し密談が交わされないように非常に厳しく監視しました。
この決起の首謀者である朱元璋の部下に点心を作って売っていた者がいたことから、漢族が蜂起する日を815日に決め、月餅の中にそれを連絡する文を隠し、その中秋の名月に蜂起してモンゴル王朝を倒したとされているところから来ているそうです。

月餅の中身の種類は非常に多く、小豆の漉し餡、木の実、ハム、卵、ナツメの漉し餡、蓮の実、ココナッツの細く切った物などがあります。中国では家で食べるだけではなく、親戚、友人、異郷にいる家族に送り合うそうです。因みに9月
15日に立川駅ビルの中華街に出かけて月餅を買おうとしたエムズは、「売り切れ。昨日200個注文して用意したけど全部売れた。明日又入る」と言われて、伊勢丹の地下でやっと月餅を手に入れました。結局、甘いものを控えようと思いながら、お月見団子と月餅を食べてしまいました。

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コメント

月餅の由来、学びましたァ~・・・!
色々、あるんですねェ~・・・
それにしても、朝顔の種の話、深刻ですねェ~・・・
我が家のも、チェックしてみたいものです!

投稿: 花舞 | 2008年9月18日 (木) 23時27分

不得意だった漢詩をやったり、
中国の地図を覚えなくてはいけなかったり
(地図が苦手で日本もおぼつか無いのに・・)
幅広く勉強させて頂いています。
お団子は残ったのは冷凍に
月餅は賞味期限が長いのでそのままで
ゆっくり味わいます~。

朝顔、家だけかも知れません。
周りの方に聞いても「家もそうなの」とは聞いていないので。
風通しの悪い庭だからかも知れません。

投稿: エムズのひとり言 | 2008年9月19日 (金) 19時13分

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