彼岸の中日のお墓参り+旅行
なかなか行けなかったお墓参りに行きました。エムズの片割れさんと長男の三人で、ついでに一泊旅館に泊まる家族旅行付きでした。お寺に着いてご住職さんにご挨拶してからお墓参りをしようという事になりました。でも、副住職さんがお経をあげるので本堂にどうぞと誘われ、ご本尊様とご対面する事が出来ました。綺麗に磨き上げられた本堂で、副住職さんと共にお経を唱え、法話を聞きました。以下婦人部の方からお聞きしたのですが、「副住職さんが決まり、このお寺も良かったですよ。私達は一ヶ月に一回ご奉仕に来ていますが、男の方は雑草取りなど外の作業で、女性はお寺の本堂のお掃除などしています」との事でした。こういった檀家さんの努力なくしては、お寺さんも大変なのでしょう。お焼香の正しいやり方を長男が質問したり、知らないことを色々教えてもらった数十分でした。
秋晴れの、彼岸の中日であちらこちらからお線香の香りが立ち上る中、お墓のお掃除とお墓参りはつつがなく終わったのでした。そういえば前のお墓参りの時、随分蜂が多くて心配したのですが、今年は危ないので蜂の巣は撤去されたそうです。
泊まった旅館は北茨城にあり、初めて泊まる旅館でした。古い旅館でしたが、露天風呂が良く、対岸に見える福島の小名浜漁港の明かりと魚火(いさりび)を見ながら入浴出来ました。ただ、洗い場も完全に外にあるため、これから寒くなってきたり雨の日は内風呂の方で体は洗わなくてはならないようです。この日は幸いな事に暑くも寒くもなかったので問題なし!でしたが・・・。その宿から五浦六角堂が見えます。断崖絶壁に建つ、六角形の小堂で、近代の日本美術家岡倉天心の設計により建築されました。天心や日本画家横山大観らが思索にふけった場所だそうです。
のんびりお風呂に浸かっていると親子連れの方が見えて、「ここはあまり波の音がしなくて良いわね~。大洗のリゾートホテルに泊まった時は波の音がうるさくて眠れなかったわよね」とお話されていました。海に面して建てられているのにロビーが4階にあるからでしょうか、波の音は確かにあまりしませんでした。本当は波の音を枕に子守唄・・が良いのでしょうが、うるさ過ぎると眠れないし・・人間って勝手なものですね。
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