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2008年9月

2008年9月25日 (木)

彼岸の中日のお墓参り+旅行

なかなか行けなかったお墓参りに行きました。エムズの片割れさんと長男の三人で、ついでに一泊旅館に泊まる家族旅行付きでした。お寺に着いてご住職さんにご挨拶してからお墓参りをしようという事になりました。でも、副住職さんがお経をあげるので本堂にどうぞと誘われ、ご本尊様とご対面する事が出来ました。綺麗に磨き上げられた本堂で、副住職さんと共にお経を唱え、法話を聞きました。以下婦人部の方からお聞きしたのですが、「副住職さんが決まり、このお寺も良かったですよ。私達は一ヶ月に一回ご奉仕に来ていますが、男の方は雑草取りなど外の作業で、女性はお寺の本堂のお掃除などしています」との事でした。こういった檀家さんの努力なくしては、お寺さんも大変なのでしょう。お焼香の正しいやり方を長男が質問したり、知らないことを色々教えてもらった数十分でした。

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秋晴れの、彼岸の中日であちらこちらからお線香の香りが立ち上る中、お墓のお掃除とお墓参りはつつがなく終わったのでした。そういえば前のお墓参りの時、随分蜂が多くて心配したのですが、今年は危ないので蜂の巣は撤去されたそうです。

泊まった旅館は北茨城にあり、初めて泊まる旅館でした。古い旅館でしたが、露天風呂が良く、対岸に見える福島の小名浜漁港の明かりと魚火(いさりび)を見ながら入浴出来ました。ただ、洗い場も完全に外にあるため、これから寒くなってきたり雨の日は内風呂の方で体は洗わなくてはならないようです。この日は幸いな事に暑くも寒くもなかったので問題なし!でしたが・・・。その宿から五浦六角堂が見えます。断崖絶壁に建つ、六角形の小堂で、近代の日本美術家岡倉天心の設計により建築されました。天心や日本画家横山大観らが思索にふけった場所だそうです。
のんびりお風呂に浸かっていると親子連れの方が見えて、「ここはあまり波の音がしなくて良いわね~。大洗のリゾートホテルに泊まった時は波の音がうるさくて眠れなかったわよね」とお話されていました。海に面して建てられているのにロビーが4階にあるからでしょうか、波の音は確かにあまりしませんでした。本当は波の音を枕に子守唄・・が良いのでしょうが、うるさ過ぎると眠れないし・・人間って勝手なものですね。

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帰りは千葉の佐原にある香取神宮にお参りして帰路につきました。

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2008年9月18日 (木)

種よ~、どこへ行った?と月餅の話

従兄弟の畑を借りて立派に農業をしている友人のお庭にお邪魔しました。赤唐辛子を種から育てていてもう随分大きくなっていました。ピンと立っていて気持ちよい姿です。お庭が半日陰で、最初お日様が必要な赤唐辛子の種のため、植えた鉢ごとお日様に当たるように移動させていたのを覚えています。その苦労にちゃんと答えてくれていますね。

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その方からは、アスパラを植えるように薦められました。3年目から食べられるようになるそうです。これもスクッと立っています。写真のアスパラは2年目なので、いよいよ来年からお庭でアスパラの収穫が出来るそうです。

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我が家では、朝顔の種を取ろうと待っていました。ところがアサガオの果実が茶色に乾燥するのを待って、いよいよ取ろうかと思って手にすると、バラバラと壊れて中に種がありません。どうしたんだろう・・と見ると次の果実も、次の果実にもどこにも種がありませんでした。結局茶色の虫(インターネットで見たのですが、名前がわかりません)が付いていて、中の種だけ食べていたのです。あまり早くに摘み取ると中が成熟していないのでよくないのでしょうが、待つまでも無く小さい時に、もう虫が中に入って種を食べてしまうのです。
道路側に植えた朝顔は無傷のようですが、庭の朝顔と違い、色が変わり映えしません。来年のために種が欲しかった渋い赤の色の朝顔も、どんどん食べられていきます。虫を見つけるとかわいそうですが退治します。でも、どこから来るのか分かりませんが、種はやはり見当たりません。「朝顔の種はどんなところで咲いても、食べられことがなかったのに、このところの気象のせいかしら」と近所の人と話しています。

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今年の十五夜は914日でした。日本ではお月見団子を食べますが、中国は月餅だそうです。習っている中国語の先生が前に配ってくれた資料によると、月餅を食べる習慣は、朱元璋(初代明の皇帝)のもとで月餅の中に連絡する文を隠し、中秋の名月に蜂起してモンゴル王朝を倒したことから来ているそうです。
一般で伝わっている話としては元の末期、モンゴル王朝を倒そうと朱元璋(初代明の皇帝)のもとで計画をたてるのですが、モンゴル王朝もその動きを察知し密談が交わされないように非常に厳しく監視しました。
この決起の首謀者である朱元璋の部下に点心を作って売っていた者がいたことから、漢族が蜂起する日を815日に決め、月餅の中にそれを連絡する文を隠し、その中秋の名月に蜂起してモンゴル王朝を倒したとされているところから来ているそうです。

月餅の中身の種類は非常に多く、小豆の漉し餡、木の実、ハム、卵、ナツメの漉し餡、蓮の実、ココナッツの細く切った物などがあります。中国では家で食べるだけではなく、親戚、友人、異郷にいる家族に送り合うそうです。因みに9月
15日に立川駅ビルの中華街に出かけて月餅を買おうとしたエムズは、「売り切れ。昨日200個注文して用意したけど全部売れた。明日又入る」と言われて、伊勢丹の地下でやっと月餅を手に入れました。結局、甘いものを控えようと思いながら、お月見団子と月餅を食べてしまいました。

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2008年9月11日 (木)

タワーマンション・ラプソディ

9月5日金曜日は“シティタワー品川”というタワーマンションの抽選日でしたが、残念ながらハズレてしまいました。このマンションは品川駅から徒歩10分の、43階建てのタワーマンションで、定期借地権72年という物件。地主は東京都で、コンセプトは、「家族で住む都心」、定期借地権制度の活用により、都心において、一般のファミリー世帯向けの分譲住宅を提供するということでした。
このマンションについては、エムズの片割れさんがブログで書いているので(ここ)詳しくは書かないですが、このマンションについて書いてある掲示板(これ)を見てからずうっと読むようになりました。ランニングコストを計算すると決して安くないとか、近くにある中央卸売り場食肉市場の臭いがするとか、液状化の問題とか色々な指摘もありました。一級建築士だという人からのお勧めしない理由とか、マイナーな意見も多数ありましたが、それに反論する人がいたりなんだか活発に意見の交換をしていました。忘れられないのは布団を外に干せない(バルコニーに布団どころか、洗濯物は干してはいけない)というのが、心配で心配でたまらない人からの投稿でした。布団が干せないと困るという意見を入れてもその時は、他の議論で盛り上がっていて「あなたね、布団布団って、羽毛布団なら干さなくても大丈夫だよ」と言われていたのが何かおかしくて忘れられません。色々なバトルもありそれでも、抽選日近くなると「まだハガキが来ないんですが、どうしたのでしょう」という心配やら、「最終日に出したのに○○番、終わった!」などという書き込みが増えました。そして抽選当日、見事に実況生中継で様子をパソコンに送ってくれる人々がいて、本当は土曜日にネット上で各部屋の倍率と当選番号を知らせる予定だったのに、倍率表と当選番号が書いてあるホワイトボードを写真で撮り、アップしてくれる人もいました。お陰で家に居ながらにして自分が当選したか落選したか分かったのでした。それからは「携帯でわからないので25○○室はどうなっていますか」というような問い合わせがずっと続き、それにいちいち答える人ありと、にぎやかでした。そして・・・落ちた人達(私も含まれますが)サバサバした感想もありますが、心に残る意見もありました。

>ハズレました~。
>実況してくれた皆さん、本当にありがとうございました!
>当選した方、おめでとうございます!

>この掲示板好きでした。
>こんな人たちと同じマンションで生活できたら楽しいかもっと
>思ったことが何度もあります(笑)

>長い2008年夏も終わった
>みんな気を落とさず、明日からもがんばろうな。
>なんか生きてればいい事あるさ。

私も、ちょっとの間でしたが、色々ありがとうございました。
でも、何か最後には掲示板の皆さんが、一体化した感があり、心に残るコメントも一杯ありました。
特に自分だけではなく、みんなの為に実況生中継で教えてくださった方々、ありがとうございました。
みなさん、お元気で。さようなら。

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2008年9月 4日 (木)

雷の贈り物とターコイズ・ブルー

関東地方に雷雲と共に大雨をもたらした天気が、思わぬ出会いを生みました。8/30の土曜日、やっと雨もあがったのでメイリー(愛犬)と散歩に行きました。
公園まで行くと、可愛いトイプードルが一緒について来ました。「お母さんは?」と探しても近くにそれらしき人はいません。本当に愛らしくて邪気の無い子犬です。手を出して見るとお腹を見せて仰向けになります。それでだっこしてみましたが、とても軽いのです。「さぁて、どうしよう・・」と少し歩くとご近所で犬を5匹飼っているご夫妻が散歩中。「この子、どこのウチか分かりますか?」と聞くと「○○ちゃんだわ、きっと」とおっしゃるので渡して帰ってきました。
犬助けをしたとホッとしたのですが、昼近く、子犬を渡した方が家を訪ねて来られました。「そのうちの子じゃなかったので、警察に連絡してウチで保護しています」とのことでした。さぁ~、困った、あんなに痩せていたし、ひょっとしたら捨て犬!?里親を探さなくてはならないのかしら・・とまで思いました。
結論から言うと、その子はその日の夜10時に警察に連絡した飼い主が居場所を教えて貰い、迎えに来て帰ったそうです。迷子の犬を保護したら、警察と保健所に連絡して、自宅で預かるのが一番だそうで、保健所や愛護団体だとやはり見つからないと処分されるからと言われました。トイプードルの男の子も、雷の音で家を飛び出し、一日はどこかで野宿したようです。公園で保護した後も大雨が夕方と夜に降りましたから、飼い主の方も生きた心地がしなかったと思います。雷がもたらした出会いでしょうか。

それから三日後、友人の知人に製作を頼んでいたターコイズの指輪が出来上がったと言う事で受け取りにいきました。その方は、ターコイズの石の大きさがなかなか気に入らなくて、一旦完成したのにもう一度作り直したりしてくれたようです。そして、指輪をお願いしたのですが、ブレスレットとネックレスも作ったので気に入ったのがあればどうぞと言ってくれたとの事。若い人用のデザインが多い中で、その方のデザインは落ち着いたしっとりした感じの物が多く見るのをとても楽しみにしていました。見せてもらったら、やはりどれも上品でオシャレな物ばかり。それにターコイズが一杯!まぁ、男の人には分からない楽しみですね~、これは。色々指にはめてみたり、首に付けてみたり、腕にしてみたり、存分に楽しみ幾つか買わせて頂きました。ターコイズの色が好きでしたが、インターネットで調べてみたら“災いを回避して成功へと導く宝石”というありがた~い物だという事でした。大切な場所で使いたいと思います。
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