« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月

2008年8月28日 (木)

秋の気配を探しに

毎日雨の続いている東京。だんだんと家の中で占める洗濯量も多くなる一方です。
さて、今回は秋の気配を探しに、ある所へ友人と出かけました。自然一杯の山とか公園で秋を見つけるのではなく、浅草橋に見つけにいきました。
問屋さんが多いこの街に大好きなカードや紙製品・文具製品などを扱う「シモジマ」があります。カードの量も半端じゃなくあります。もう、夏のグリーティングカードは数が少なくなり、落ち葉や秋刀魚やきのこ、秋の食べ物をテーマにしたカードが多くなっていました。
P10301841
-う~ん、もう秋ですねー、と秋のカードで確認する私。
特にどんぐりは、良く描きます。近くのお寺を散歩しているとポロポロと落ちていますが、まだ緑の色のどんぐりもあれば、茶色を越えて黒くなったどんぐりもあり、拾ったそれぞれに個性があり、飽きさせません。(ここ
カードのところにシールで付けたり、小さなクリップが付いていてカードやプレゼントに付ける様な飾りも秋の色一色です。毬栗や柿や木の実も渋い色で可愛らしく表現されていて、そんなに使う事もないのですが、欲しいなぁ~と思ってしまいます。
P10301871
作品を作る時、木の実を描く時は本物を拾ってきたりして見ながら描きますが、昔ある人がどんぐりを拾って飾っておいたらそこから虫が出てきたという話を聞いてからビクビクしています。松ぼっくりを拾って水に漬けて虫を出そうとしたら笠が閉じてしまったり、安全にスケッチするというのはなかなか大変です。それに、しばらくほったらかしにしておくと木の実は色が変わっていきます。やはり生き物なんですね。
そういえば、今回シモジマではハロウィンの飾りも多く見かけました。
日本の行事としてそれ程定着しているようにも思えませんが、グッズとしては可愛いのでカード・お菓子・文房具などでよく見かけます。

おいしくランチを頂き楽しく戻ってきたら、バス停でご無沙汰しているY先生にお会いしました。かっての下の息子の英語の塾の先生です。
「Tちゃん、元気にしている?」と、お会いすると気にかけてくださる先生は、お孫さんのお世話で忙しくされているご様子。バス停に着くまでにひとしきりお話して、楽しかった一日は“あっ”と言う間に過ぎていきました。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年8月20日 (水)

日本語と中国語

夏休み前の授業でプリントを貰いました。日本語と中国語とは字面上似ているところも少なくないのですが、その意味には大きなひらきがあるそうです。誤解を招きやすい中国語の意味を明らかにしてみようという主旨でした。

打水・・・・・・ 水を汲む      
留守・・・・・・ 少人数の人員が残って家を守ること
手袋・・・・・・ ポケット        
野菜・・・・・・野原に生えている食用植物、山菜
天井・・・・・・中庭           放心・・・・・・安心する
勉強・・・・・・無理を強いている    猪・・・・・・豚
 
これはほんの一部ですが、漢字の国同士のゆえにどうしても既成概念で見てしまいます。
頭が柔らかい若い人だと順応が早いのでしょうが、切り替えがどうもうまくいきません。先生がよく「日本人は漢字を使うので、中国語を見ているとなんとなく言っている事が分かった様なつもりになってしまいます。でも、正しく理解しないと意味がわからなくなりますよ」と言いますが、その通りなのです。妻の事を色々な言い方がありますが、一般的には「老婆(ラオポー)」といいます。日本人にしたら奥さんの事を老婆だなんて、なんて失礼な!と思いまうかもしれません。でも、中国語では親しくなって名前を呼ぶとき自然に年上にも老(ラオ)を付けて呼びます。“老”はけっして悪いイメージではなく、尊称としてよばれているようです。老婦人という意味で“老大娘(ラオダーニアン)”が近づいている私としても、この自分の培ってきたイメージとの戦いです。

8月15日の朝日新聞の社説に「嫌日」と「嫌中」を越えてという記事が載りました。以下抜粋です。

「中国の人々の嫌日感情は、戦争の記憶に根ざしており、3年前に中国各地で起きた激しい反日デモの嵐も、まだ記憶に新しい。(略)3年前、東京大学と北京大学が「京論壇」と名づけた討論フォーラムを立ち上げ「日中関係をどうすればいいのか、本音で語り合おう」と呼びかけ合った。(略)互いの「嫌」感情をどう乗り越えるか。(略)第3回会合の準備に走り回る北京大学の張一さんは「自分達が学校で受けた序業や家庭での影響などをお互いがさらけ出し合ってはどうか。無理をして歩み寄るよりも、なぜ歩みよれないのかを知ることが大事だと思う」と語る。」

若い世代の取り組みに期待しながら見守りつつ、私は小さなところから学んでいこうと思っています。何となく分かったつもりになってしまうというのが、一番怖いことかもしれないと思うのです。

下記は鉄腕アトムの曲です。阿童木と書くのですね。他にミッキー・マウスを米老鼠、ドラえもんを机器猫と書くのだそうです。
Image01431

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月14日 (木)

夏の花、色々咲いています。

一昔前は、夏の庭にはあまり立ち入りませんでした。茫々に伸びてしまった枝や雑草が生い茂り、どこから手を付けて良いか分からなくなったからです。その証拠に、秋に植木屋さんに剪定に入って貰ったら、お隣との境に大きなスズメバチの巣が出来ていました。むやみに入ったらとんでもない事になっていたと思うので、その時はそれで正解だったのかもしれません。でも、今は木を出来るだけ大きくしないようにして風の通る庭にするようにしています。何が潜んでいるか分からない昔の庭より、遥かに見通しの良い明るい庭になってきた様に自分では思っています。もっともっとシンプルで小さくまとめたいと思っています。
今、元気に咲いているのは・・・・
P10301381
朝顔です。あまり代わり映えのしない色ですが、ちょっと前に渋い赤の色の朝顔が咲いていました。

P10301161
この暑さにも負けず咲いています。

P10301111
そして、大好きなオイラン草。肥料もあげているのですが、去年よりやや小振り。
でも、この猛暑でもちっともへこたれません。
朝顔が夕方にはぐったりしているのとは対照的ですね。
涼しげに咲いています。色はまったくの純白です。
ご近所の方がピンクと赤を買われてそうなので今度見せて貰おうと思います。

P10301171
お花ではありませんが、野菜畑。ヤーコンは元気に育っています。
でも、ウコンは生育せず。変わりにミカンの木っぽいのが植えてもいないのに育っています。栄養満点の土壌でもったいないのでミニトマトを植えました。
後は別の場所に茗荷とシソがあります。(そうめんや冷汁に欠かせません。)

P10301271
色んなアジサイの挿し木達、それとゼラニュウムの挿し木です。
「挿し木にしたら頂戴ね」と頼まれているのもあります。
“墨田の花火”“アナベル”“バリ”といったちょっと変わった品種の挿し木は私には難しいです。今回は“墨田の花火”が一つだけ挿し木に根が生えてうまくいったように思います。

最後に久しぶりに近所に住む、メイリーの妹(同じ誕生日)・シュクちゃんがお散歩で通りがかり、二匹でお庭を走り回ったので載せちゃいます。
P10301081
シュクちゃんは、毛の色がだいぶ白くなってきました。顔はほとんど白で女の子らしい。
ヨークシャーテリアは、死ぬまで毛の色が変化し続けるそうです。
でも、メイリーは今のところそれほど変化がなく、体も黒っぽく、そのせいか男の子とよく間違えられます。
ほぼ同じ大きさの二匹です。ほとんど会わないのに、臭いで分かるのか他の犬の様に吠えることはありません。この日も仲良く走り回っていました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月 7日 (木)

リポート・横浜中華街で飲茶を食べる

7月24日中国語の先生と生徒、総勢8人で横浜中華街の飲茶に行きました。中華街にも詳しい先生の案内で菜香市場通り店へ行きました。コースで食べるより先生のお勧めの料理を食べようという事で、オーダーは先生にすべてお任せです。このお店は同じ中華街にりっぱな新館もあるのですが、市場通り店の方がコックさん達も食べにくる穴場だそうです。確かに賑やかに食べているコックさんらしき一軍が私達の席の隣に居て、その賑やかさは香港並み(先生談)でした。最初にあひるの肉のあぶり焼き、次に皮付きばら肉のあぶり焼きなどが出てきます。
P10300701
P10300721
脂分を取ってくれるプーアル茶に人気が集まります。といっても、思ったほど油っぽい料理はないのですが、なぜか手が出てしまいます。ポットにお湯を足して欲しいときは、ポットの蓋をずらしておくのだそうです。大根もち・エビのウエハース包み揚げ・エビ入り蒸し餃子など続々出てきますが、みんな本当に良いお味です。
P10300761
エビ入り蒸しクレープです。確かトウモロコシの粉を使っていると聞いたのですが、トロッとした食感と程好いしょっぱさが癖になる一品です。牛の第二胃袋を使ったハチノスの料理やら、鶏の足を使った料理など、珍しいメニューが出ましたが、恐る恐る食べてみるとどれもおいしい!
P10300791
野菜も食べたいね、という事でオーダーしたレタス炒めと豆苗炒め、どちらも短時間でサッと炒めてあり、食感もしっかり残っていておいしかったです。
杏仁豆腐が出た後、お粥(ピータンと干し貝柱の二種類)と先生一押しの料理が登場しました。先生お勧めの“塩漬け魚とひき肉のせ蒸しご飯”と言う料理は、かなりしょっぱい料理です。中国で労働者が散々働いた後、塩分も栄養も補給しなくてはならないので小さな一つの鍋にみんな入れて蒸し、それをかき混ぜて食べていたそうです。日本人はあまりこの料理を知らないのでオーダーが少ないそうですが、ここのコックさんはもっと食べて貰いたいそうです。
P10300801
お粥はどちらもサラッとしていながらこくがあり、とても良いお味です。
コース料理とか、日本人だけだと絶対頼まない料理もあり楽しかったです。
(ちなみに先生は、広州に留学されてそのままお仕事をしながら住まわれていましたが日本人です)
この後お土産屋さんによったり、悟空茶荘でお茶をして日本の中の中国を楽しみました。
P10300841
関帝廟。関帝廟に祀られているのは三国志で有名な関羽だそうで、夜のライトアップされた姿も美しいそうです。今度はゆっくりお参りしたいと思います。
これでいっそう勉強に身が入る(?)・・と参加した誰もが思う一日でした。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »