2009年4月15日 (水)
2009年3月29日 (日)
友人との再会、絵本カフェ“マ・プレフェレ”
3月終わりの土曜日、薄日はさすけど冬に逆戻りのような気温の中、数年ぶりに会う友人と銀座で待ち合わせました。仕事で帰宅が夜中の11時近くのこともよくある彼女は、体調の不調もありなかなか会えませんでした。でも、この日は色々な偶然もあり、体に良いコース(?)となりました。まず、お昼を「響」という野菜バイキングのお店で頂きました。一品メインのお料理を決めると後は野菜たっぷりのお惣菜や朝採り野菜のバイキングで、好きなように選べます。ふろふき大根とかおからとか、ダシでさっと湯がいた葉物とかメニューは多く、女性のお客さんがほとんどです。ここはお客さんが待っている状態なので、ゆっくり話せる場所へ移動しました。
彼女が連れて行ってくれようとしたスターバーの前に新しそうなカフェがあったので、二階にあるそのお店に行ってみることにしました。「菓楽(カラク)」というお店で、私たちが注文したのは玄米100%で仕上げた玄米ロールでした。薄力粉は一切使用してないとのことですが、フワフワとしたやさしい味のロールケーキと共に、おしゃべりに花を咲かしました。「このお店、たぶん紹介されていた有名なお店で、探したけど見つからなかったお店だと思う」と話の合間に彼女が思い出したようで、偶然でしたが行きたかったお店を見つけることが出来たようでした。
実は、最近流行っている絵本カフェのお店で“マ・プレフェレ”というお店に行くのも今回の目的の一つでした(ここ)。約2000冊の仕掛け絵本を置き、執事喫茶などを展開する「ケイ・ブックス」が運営していると新聞にはありました。いよいよ、その絵本カフェに歩いて行くことにしたのですが、あると思ったところにカフェはなし・・。通りすがりのお店の人に聞いても知らないということで散々迷ったのですが、カラクというお店からまっすぐ行って左に曲がればすぐだった、と後で気づき笑ってしまいました。でも、思わぬ銀座散歩は、きっと体に良いはず(負け惜しみ)で、店員さんも執事(?)さんもおしゃれな制服を着ているので写真を撮らせて貰いました。そして、紅茶やらケーキセットを注文したら暫し好きな絵本の世界に浸る事にしました。アカデミー賞 短編アニメーション賞を受賞した「つみきのいえ」もありました。ゆっくり読ませてもらいましたが、良い話ですぐに絵本の中に入っていきまいした。懐かしい絵本やら仕掛け絵本などをたっぷり楽しみ、絵本は大人のためにもあることを再確認しました。
「ちいさいおうち」も大好きな絵本でしたが、結末のところを覚えていませんでした。幸せな結末というのは嬉しいものです。
「眠れる森の美女」の仕掛け絵本、結構リアルな描写で驚きます。
久しぶりにゆったりした時間を過ごせました。Yさんまた会おうね。
2009年3月26日 (木)
心に残る絵本
趣味は何かと聞かれると、「読書」と迷わず言えた期間がだいぶありました。好きな作家の本は何冊も集中して読み、本屋で本を探し、その本がある間は読む楽しみがあるので幸せでした。
その頃から絵本も読んでいました。本を読んでも何になるのか、と思った事もありましたが、読み返しやすい絵本は、年を重ねると別の受け取り方があるように思えてきました。絵本は内容だけではなく、絵も重要な要素になってきます。好きな歌の歌詞が気になるように一対をなしているように思います。
「百まいのきもの」 (ここ)は、心に残る一冊です。
<ワンダ・ベトロンスキーという変わった名前のその子は、だれも友達がいなく、いつもはげちょろの青いきものを着ています。その子が、クラス一の人気者ペギーとその友人マディーに「家に100まい服を持っていてならべてある」と言った事から、ワンダをからかうようになります。>
ワンダの家は貧しく、とても100枚も服があるとは思えないのですが、ワンダの家には100枚の服が本当にあったのです。昔ははかなげなタッチの絵とともに、悲しいお話の様に思っていました。でも、最近読み返してみて、弱い人がいていじめられていたら助けてあげるような善人のペギーやマディーが、段々一人ぼっちのワンダを困らせるだけでなくいじめていってしまう様子が実によく書かれています。子供にも、そして目に見えるものに注意を奪われ、想像力を失くした大人にも読んで欲しい絵本です。
「りゅうになりたかったへび」 (ここ)は、結婚を控えたカップルに送りたい絵本です。貧しい小さいおじいさんと小さいおばあさんが仲良く暮らしているほほえましい話です。りゅうになりたいために修行していたへびをおじいさんが怒らせた事から災難がやってくるのですが、ここに出てくるおばあさんが実に可愛らしいのです。すごい知恵がある訳でも、力がある訳でもないのですが、へびはおばあさんに振り回され、ついにはおばあさんはへびからおじいさんを助け出し、ハッピーエンドで物語は終わります。色んな誘惑にフラフラしながらおじいさんを想う可愛らしいおばあさんは、丸木俊さんの独特の絵とともに心に残る絵本です。おばあさんを想うやさしいおじいさんと、チョコレートボンボンが大好きな可愛いおばあさんの夫婦は老後のほのかな希望の様に思えます。
「からすたろう」 (ここ)は、いじめや教育の大切さを教える絵本です。子どもたちや教育関係に携わる人には読んでもらいたい本です。初めて本を手にする時は絵の印象が強いと思うのですが、「からすたろう」は、その独特の絵の雰囲気から初めためらってしまいました。でも、ちびと呼ばれたクラスの男の子が新しく来た先生に、自分の才能を育ててもらい周囲に理解してもらう内容は感動を呼びます。残念な事は「クロウ・ボーイ」という題でアメリカでは広く知られているのに、日本ではそれほど知られていない事です。教育というのは銅を金にするような錬金術ではなく、その人が持っている可能性を引き出す事なんだ、という当たり前だけど難しい事を分かりやすく教えてくれます。
2009年3月19日 (木)
秋川渓谷、瀬音の湯までプチ旅行
犬を通じたお友達から聞いた秋川渓谷にある瀬音の湯(ここ)に、お天気の良い日曜日に出かけてみました。およそ車で50分くらいの道のりですが、JR武蔵五日市駅を過ぎると山と緑が濃くなりちょっと遠出をしたという気になります。着いたのが1時半ごろでしたが、車が駐車場に一杯入っていました。少し遅いお昼をとる前に、物産販売所を覗いてみました。近隣農家の“朝摘み野菜”を中心に周辺地域の物産品や、姉妹都市「宮城県 栗原市」の物産が並んでいるとの事ですが、スペースはたっぷりとってあり、野菜もたくさん並んでいました。帰りに寄りたいところですが、なくなるといけないので“手作りのふきのとうみそ”だけ買っておきました。(思ったとおり帰る時覗いたら、野菜はほとんど売り切れていましたし、ふきのとうみそも売り切れでした。)
お昼は和食ダイニングで、私は胡麻だれそばと本日のデザート、エムズの片割れさんは野菜天丼を注文しました。ダイニングの入り口の脇に厨房がガラス張りで見えるのは、自信のあらわれでしょうか。どちらもおいしく頂きました。
私の選んだ胡麻だれそばです。お昼は家でもおそばが多いのですが、普段はぶっかけそば(蕎麦にとろろ・納豆・ネギ・のり)が多いのでたまの胡麻だれをおいしく頂きました。
そして、いざお風呂へ。アルカリ性単純泉で27度の源泉です。あまり熱くないので長く入る事が出来ます。女性の露天風呂からは下の方に河が流れているのがみられます。五十肩(?)で肩が痛いエムズの片割れさんには、この泉質は効くはずなのですが・・・。(やはり、効能はあったようで、腕の曲がり具合が良くなったみたい・・・との感想が後日ありました)
内湯、露天風呂、サウナがあり、貸切露天風呂があるようです。建物の外に無料の足湯があります。ただ、スーパー銭湯に慣れたせいなのか、風呂の種類の少なさに少し物足りなさを感じたのは私だけでしょうか。ここには宿泊コテージもあり、渓谷の山を歩いた後などに一泊するのも良いのかもしれません。
谷から吹いてくる涼しい風が火照った体をひやしてくれます。
宿泊の人でしょうか、本など読んでゆったりされている方がいました。
2009年3月12日 (木)
春の雑記
3/9は研修があり、都心に出かけました。春は三寒四温で気温が一定しませんが、この日はやや暖かめの気温。終わって外へ出ると雨の予報が外れて日もさしていました。帰る途中に寄った浅草橋は、もうひな祭りは終わり、端午の節句飾りがショーウィンドウを飾っていました。伊豆稲取で見た雛のつるし飾りの熱い思いもだんだん薄れていくのでしょうか。クラフトでつるし飾りを表現しようと作っていますが、季節はそれらを追い越してどんどん進んでいるようです。
浅草橋に行くと必ず寄るようにしているのが、シモジマと光雲堂です。シモジマは有名な文房具用品やペーパーなどを売るお店ですが、光雲堂は、筆・墨・硯・書道用品の専門店です。このお店は地下にあるため、昔は全然気がつきませんでした。でも、和風のクラフトを作る時の豆衝立の飾りや、色紙などに使うようになってから覗くようにしています。知り合いのおばあさんから頂いた豆衝立は、脚がしまう時は平らになって、飾る時は脚として安定してくれる優れものです。おばあさんは15年前に使おうとして買っていたものですが、今もこの豆衝立は人気があるらしく、光雲堂でも売られています。色紙の柄は残念ながら同じではありませんが、白・生成り・金と三種類揃っています。
*アップしてから気がつきました~。(ρ_;)雛の字が違っていました。
母に書いてもらう時、こう書いてと頼んだのだからしょうがありませんね。
さぁて、どう修正するか・・・腕の見せ所です。
話は変わりますが、若いタレントさんで好きな人の中に上野樹里さんがいます。あるところでポスターを見つけました。あれ、鼻の上に蜂が止まっている・・・と思ってキャッチコピーを読んだら笑ってしまいました。曰く ――わたしは誰よりも 長生きしそうな気がします。―― 爽やかな、笑顔と暢気な言葉、やっぱり可愛いなと思ってしまいます。
今までの「エムズのひとり言」を本にしました。イラストも写真も小さくなりますが、良い記念になりました。
2009年3月 5日 (木)
「義母とスーパー銭湯へ行く」の巻き
2月の中旬、茨城の義母の所へいつもの様に行ってきました。行く前に、義母の家に行く途中にある観音さまの祭ってある寺院に寄りました。ベルを押すと住職さんが来てくれるシステムのようです。息子二人にお札を買いました。前に寄った時も晴れて風の強い日でしたが、この日も風があり、至る所に置いてある風車がカラカラ音を立てて回っていました。
困ったときに助けてくれる観音様や、子どもたちの味方お地蔵様。
そのせいか、寺院全体が慈愛に満ちている様に感じます。
その後、母との挨拶もそこそこに、伯母さんの所へ。伯母さんは先日風邪を引き、薬のせいか幻聴などがみられたようですが、行ったこの日はすっかり元気になっていました。あまり会話は出来ませんが、手を取ると握り返してくれます。ただ、やはり表情は辛そうで、家にいた時のニコニコした伯母さんとは違う表情です。「あまり会話が出来ないのよ」と母は寂しげでした。それから、母の言葉に背を押され、我が家お得意のスーパー銭湯に母を連れて行きました。これはあらかじめインターネットで調べておいたのですが、茨城にはあまりスーパー銭湯の数はありません。日頃、母は週に二日ぐらいしかお風呂に入らないということでしたので、大きなお風呂でくつろいで貰うことにしました。高濃度炭酸泉というのが、(ラムネ風呂とも言うらしいのですが)シュワシュワした泡で、温めの温度でゆっくり入れて面白がっていました。効能も、血流量アップ、疲労回復、高血圧の改善、関節炎の緩和、美肌効果、保温効果があるそうで、色々な種類のお風呂の中で一番人気でした。「体がポカポカしたわぁ~」という母の声に、少しホッとしました。
家の玄関や廊下は、冬で家の中に取り込んだ花やサボテン類で一杯です。今の一番の楽しみは、毎週の各種韓国ドラマと、君子蘭の花が咲くことのようです。本当にお花が好きで、花に囲まれている母でした。
2009年2月26日 (木)
伊豆稲取の「雛の吊るし飾り」と河津桜の旅
友人と二人で伊豆稲取へ吊るし雛と河津桜を見に行こうという計画を立てていたのですが、仕事が忙しい友人の調整がなかなかつかず、2/21日・22日の土曜日と日曜日に行くことになりました。予約が遅かったせいで、行きはバラバラの席で行くことになりました。宿は、すでに稲取は一杯という事で、熱川のカターラ福島屋(お好みチョイス ボラボラというコースでした)へ泊まることになりました。カターラは、30数年前に今回のメンバーにもう1人友人を加えた3人で、若かりし頃に泊まったことのある宿でした。行きの席でご一緒したご婦人から「福岡の柳川が吊るし雛の発祥の地だそうですね」と言われてガァァ~ンとなってしまいました。福岡なら行ったことがあるのに気がつかなかった・・・と残念に思ったからです。後でネットで調べて見ると、日本三大つるし飾りとして有名なのが、山形・酒田市“傘福”、静岡・稲取“雛のつるし飾り”、福岡・柳川市“さげもん”だそうです。それから二日間熱川・伊豆稲取・河津を行ったり来たりする事になりました。
稲取の駅を出ると案内図を配っている係りの人がいて、その地図を見ながら、まず昼食を食べてからメイン公園雛の館に向かいました。昼食は、人が並んでいた徳造丸の金目鯛の煮付け定食です。なかなか食べ応えのあるセットの中に黄めしがありました。クチナシを入れて炊き上げた郷土料理だそうです。
稲取の町は坂が多く曲がりくねっているので、地図だけでは分からず人に聞きながらメイン会場に到着しました。そして、又、道に迷いながらもう一つのメイン会場の“むかい庵”へ行きました。どちらも年代物のお雛様と、雛のつるし飾りでそれは綺麗でした。
女性の細かい手仕事には圧倒されました。それから一駅となりの河津へ行きました。河津桜の花の色が濃いためか、はかなげではなく、可愛らしい元気の良い桜の感じがしました。ライトアップされた桜を一目見てから、大急ぎで熱川まで戻り、宿に到着。4種類のチョイスが出来る夕食でしたが、量が多すぎて食べ切れません。でも、すっかり変わったオリエンタルなレストランのスタッフは、とても感じが良い方達でした。
次の日は、河津の桜をじっくり見ることにしました。河津の駅で10チャンネルのスーパーJチャンネルの名物コーナーの“東京見聞録”のアラン、サヘル、ケイティが撮影をしていたのでデジカメで撮りました。出来上がったら、アランがこちらを向いてピースしてくれていたのですね!撮っていて全然、気づきませんでした。この番組は2月25日に放送され、見ることが出来ました。
ブラブラと、小春日和の桜と菜の花を見たり、お店を見たりしていたらオシャレなバックを発見。新聞紙三枚とちょっとでできているエコバック。なんと3キロの重さまで耐えられます。(牛乳パック三個分)四万十川新聞で作ったのが基になっているようで(ここ)、おじさんが取り寄せて更に工夫したようです。店に並んでいたなめこを買って100円でバックをゲットしました。
色々な楽しみを満喫した旅行でしたが、たった一駅の電車に乗るのに中央線のラッシュ並みの人の群れに飲み込まれ、荷物の多い私は、電車のドアにバックをはさまれたりしたのも良い思い出でになりました。
2009年2月19日 (木)
中国語の生徒の息抜き
ビシバシと進む中国語も4月で“初級の上級”になるそうです。勉強はどんどん難しくなり、程度補語・方向補語までは良いとしても、可能補語・結果補語・状態補語になってくると難しくなってきました。暗記する文章も13課分あり、4級単語を覚える事、漢詩、地図など幅広く勉強しています。先生が書いた冊子「中国語初級学習における問題点」には先生の情熱が感じられます。語学習得だけなく、“奥行きのある言葉を習得してもらうには、その後に広がる世界を知ってもらわなければならない”と考えて、白地図を使って中国の省を覚えたり、世界の国々の中国語の読み方をコピーして教えてくれているのは、その表れだと思います。
中国語で注意するべきことは、「有気音」「無気音」の区別だと書いてあり、息が出るか出ないかでまったく言葉の意味が違ってしまい、旅行などで中国語を使ってみても通じなかった、というのもこの発音の難しさにあるようです。とにかく、基本文型をしっかり覚え、頭に入れれば、だいぶ会話は出来るようになるそうなのです。必要なのは、本文を使った置き換え練習、会話文を非会話文に直す練習、会話文の話題を使った簡単な作文などがあるそうです。
・・・とまぁ、先生の情熱の隙間をぬって生徒4人で先日ランチをしました。色んな心配やら悩みやら話しながら、おいしく食べて暫しの休息を楽しみました。帰ろうとしたら、大きな瓶に“冬虫夏草入り薬膳酒”が置いてありました。ミニグラスで一杯600円。瓶の中には冬虫夏草や、棗(なつめ)、朝鮮人参etc・・・。染み出たご利益ありそうな濃い色のお酒を見ながら、今度はこれを飲んでみましょうと、飲食には積極的な生徒でありました。
色んな料理を頼んで分けることにしました。
よくゼラチンで固めてフルーツでごまかしてあるのがありますが、
本物は大人の味(?)です。
下にある色々の薬草が琥珀色の中に染み出ているのですね~。
2009年2月12日 (木)
ヒヨドリのサラダ
我が家の前の道路の向こうには小さな森があり、そのせいか色々な生き物が来る事があります。数年前には、近くに住んでいる友人の庭にモグラが出没した事がありました。あちらこちらに土の山が出来て、埋めてあった球根を掘り起こしたりしていたようです。その時は、モグラを撃退する薬品を穴に入れて退散して貰ったようです。
姑が冬に植えている葉ボタン。今年は家でも中くらいのからミニ葉ボタンまで植えていました。街路樹の下などにもよく植えられている葉ボタン。多分手が掛からず、しかも長持ちするから植えられているんだと安心していたのですが、気がつくと葉ボタンがどんどん小さくなっていきました。こんなに寒くても虫がいて葉ボタンを食べているかと思っていました。ところが、ある時、ふと玄関の前に置いてあるミニ葉ボタンを見ていたら、灰色の大きな鳥が降りてきて、ミニ葉ボタンの上に止まったではありませんか。そして、サラダの様に葉ボタンをむしり始めました。「こらー」と外に出ると鳥は慌てて飛び立っていきました。後で考えるにヒヨドリに似ています。そして、犬と散歩に出ている時、他のお家のお庭を見ると、鳥よけのネットを被せている鉢植えなどがあることに気がつきました。今年はエサが少ないのでしょうか。庭の方の葉ボタンは食べても良いけど、玄関の方は食べないでもらたいなぁ・・・と思っています。
ご近所よりの頂き物。お花をいつも頂くYさんからのシンビジュームと、Mおばあさんから頂いた一個一個袋詰めされている茨城産のイチゴです。(一個200円だそうです。あまりのうやうやしさに見たときはビックリしましたが、イチゴも大きいのやら、白いイチゴやら、値段が張るもの、変わったものと普通のイチゴの二極化が進んでいるのでしょうか)
2009年2月 5日 (木)
三人の小人さんの話
ある寮が主催する新年会が2/1にありました。たまたまそこで話す機会があり、若い人の多い寮ですので、昔子どもたちに読んで聞かせたお話をしました。絵本のオマケに付いていた小さな冊子のような本でした。その本自体は失くしてしまいましたが、大筋は覚えています。心に残る物語でした。話をするに当たり、言葉だけでは分かりづらいと思い、A2判の大きな絵を描いて、それを見て頂きながら、話を聞いてもらうことにしました。
それは、三人の小人さんのお話です。三人の小人さんには、お爺さんがいて、お爺さんが病気になりました。小人さん達は、お見舞いに行くことになりました。でも、お爺さんの家は小人さん達の家から遠くにあります。お爺さんの家に行くルートとしては、山を越えて行くコース(これは一番早くお爺さんの家に着けます)、森を抜けて行くコース(これは一番時間はかかりますが、道は平坦です)、谷を下っていくコース(二番目に早く着くコースです)、の三つがあります。小人さん達は相談しましたが、なかなかまとまらず、三人が別々の道を行くことにしました。夕方小人さん達は、時間は違いますが、三人ともお爺さんの家に無事に着きました。そこでお爺さんは三人にそれぞれ聞きました。
山を越えてきた小人さんにお爺さんは尋ねました。「それで、山の道はどうだったんだい?」「山の道はね、登るのがとっても大変だったね、でも頂上まで行ったらそれは素晴らしい景色だったんだよ」森を抜けてきた小人さんにお爺さんは尋ねました。「それで、森の道はどうだったんだい?」「森の道はね、歩くのはトコトコ歩けたよ。でも、暗くて何にも見えなかったね」谷を下ってきた小人さんに尋ねました。「それで、谷の道はどうだったんだい?」「谷の道はね、降りるときが大変だったよ。でもね、降りたら川が流れていたんだ、それで一泳ぎしてきちゃった」
絵本と言うのはそれを読んだ人が何を感じるのかはそれぞれ違うと思いますが、私はこの話からどのコースを行ってもそれぞれに苦しさもあるし、楽しさもあると感じました。不景気になればなるほど、お得情報が溢れ、こちらに行くとこんなに安い、あちらに行けば損しないという情報が氾濫しています。損をするものかと目を凝らすより、自分の信じる道を行きながら、そこで出会ったことを楽しんだ方がずっと歩きやすのではないかと感じています。
話は変わりますが、お菓子のプレゼントが送られて来ました。女の人には多いと思いますが、中身も嬉しいけど外側の箱とかケースとかも嬉しいものです。とてもシックな編んだ籠でしたので、さぁて、何を入れようかな・・・と考えています。案外貯め込んでいても、適当な使い道がなくていつまでも引き出しの中にあるなんて事もありますが、これは文箱入れとして使おうと思っています。
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